医療レーザー脱毛のトータルコストの考え方
医療レーザー脱毛は、最初にかかる金額はエステよりは高いですが、効果としては、永久脱毛できるので、それ以上のお金は基本的にかかりません。
エステサロン系レーザー脱毛に通ったAさんのはなし
最初に、安いエステサロンに通うことにしたAさん。予約もなかなか取れないこともあったり、自身の仕事の都合でなかなかスケジュールが合わなかったりしながら、やっとの思いで5回ぐらい通った時に、エステティシャンの方に、別のコースを勧められたと聞いたことがあります。
必ずしも強引ではなかったという話ですが、でも、こっちのほうが、より効果的ですよとか、今ならキャンペーンをやっているので、割引が利きますとか。
そして、そのサロンで販売されている美容系クリームなど、通う度にカウンター横やショーウィンドウのように飾られている商品に目移りしてしまい、つい勧められて購入し、その後しばらくして、また別コースを勧められたタイミングがちょうどボーナス時期も重なったこともあって、思い切って、ローンを組んで、全身フルコースを申し込んだそうです。
そして、なんだかんだ注ぎ込んだ費用が、総額で60万円を超えたと言います。通院回数は20回以上、2年以上通いながら、途中途中で、さまざまな美容品にもつい手が出てしまったそうです。
でも、結局のところ、毛は薄くなったものの、完全に全身脱毛できたわけではないということを嘆いていらっしゃいました。
分かりにくいエステ脱毛と医療脱毛の違い
最初に広告を目にしたときから思い立って申し込んで予約をし、通い始めてはじめて気づくこともあるんですね。
エステサロン系のレーザー脱毛に可能な部分とその限界（境界線）があるということ。もちろん、体質や毛質は人によって違いますから、一概にダメだとは言えないかもしれませんが、逆に言えば、そちらのエステサロンは、きちんとした法律に則ってレーザー脱毛を使用されていたという証明でもあります。
つまり、エステで行えるレーザー脱毛は医療レーザー脱毛のように、毛根部分まで照射し、生体に影響を与えてはいけない、出来るのは医師による医療行為と法律で決まっているからです。
Aさんと同じような経験をされた方がけっこういらっしゃるということに、また驚きです。結局、「脱毛」にいくらお金を使ったのでしょうか？そこまではさすがに聞けませんでした。
トータルコストで見たレーザー脱毛
初期投資として、最初に投資した金額で元を取るという考え方でいけば、結局、Aさんはエステサロンに通い始めてから、医療レーザー脱毛並みの費用をかけたのだろうなということは予想できます。
もう少しお話を伺えばよかったのですが、もしかしたら、家庭用の脱毛器も使われていたかもしれません。そううなると、数年前のお話としても、今現在まででいくらお金を使ってこられたんでしょうか。
もちろん、必要に応じて、エステサロン系のレーザー脱毛でも家庭用のレーザー脱毛器でも良いケースもあります。
昔みたいに、ニードル法が永久脱毛の方法と言われていた時代、ものすごい痛みに耐えながら、我慢しきれずに諦めたなんていう話も聞いたことがあります。ワックスも同じです。
今は脱毛クリームも進化して、かなり良い製品も出てるみたいですが、結局、しばらくすると、また毛が生えてくる、という繰り返しなんですね。
でも、急いで脱毛したいときには有効かもしれません。
明日、プールに行く。
明日、デートに行く。
などなど。
でも、結局は，その場しのぎの対処法でしかないのです。また、いずれ「脱毛」を気にしなければならないスパイラルに、いち早く気づいた人が、トータルコストと効果について考え始めるようです。
